当グループはお触り、キス・ヘルスサービス無しで営業を続けていますが、
その大きな理由の一つは女性もお客様も性病にならないことによって、在籍女性のパートナーやお客様のパートナーに当グループ発症での性病感染を起こさず、風俗勤務や風俗遊びのリスクを少しでも減らそうという考えのもとです。

在籍女性の皆さんにはいつも口を酸っぱくして性病の怖さを説いているので、ほとんどの方は理解されていると思いますが、今回は応募前の方に向けて簡単に説明をしようと思います。

医療関係者ではありませんので内容に保証は出来ませんが、私の性病に対しての解釈は決して大げさなものではないと思っています。

日本で一番多い女性の性感染症はクラミジア、二番目は淋病ですね。
みなさんご存じの有名な性病です。

これらの性病自体は適切な抗生物質を飲めば2週間程度で治るので、初めて感染する方で早めに気づければあまり大ごとにはなりません。

ですが困ったことにまったく無症状や症状がすぐに消えてしまうというやっかいな性質を持っています。

感染してすぐに菌を叩いてしまえばそれで殺せるのですが、クラミジアの菌は身体の奥へ奥へと侵入してゆく習性があるのです。
以下は性病を詳しく解説しているサイトからの抜粋です。
クラミジアというのはただの菌の名前であって、それ自体が怖いものではなく、感染が奥に拡がった場合にまずいことになるという内容です。

↓抜粋↓
①卵管狭窄•卵管閉塞・卵管炎
最初にクラミジア性子宮内膜炎を経て（これも無症状が多いらしい）、クラミジア性卵管炎を起こす。

卵管炎も一度きりなら、症状は出ないか軽い腹痛程度で、組織的にも問題は無いようです。
しかし何回も感染を繰り返すと無症状の確率は減り、腹痛の出現が多くなります。

組織的にも、卵管狭窄や卵管の運動が無くなっていき、卵子が卵管でつっかえれば卵子は子宮に到達できず、不妊症、卵管妊娠を引き起こします。

卵管妊娠を起こせば当然痛みは徐々に強くなり、卵管切除となれば、そちら側の卵巣からの排卵は無駄に終わりますし、その頃には反対側の卵管もかなりダメージを受けているはずですから、妊娠の確率はかなり低くなっているでしょう。

②骨盤腹膜炎

卵管を素通りしたクラミジアは骨盤で炎症を起こし、腹痛を伴ってきます。
放置すれば、子宮、膀胱、卵管、果ては腹膜や腸管の癒着まで引き起こし、閉経まで強い生理痛に生涯悩まされることにも成りかねません。

もっと怖いのは、腹腔内における卵子の卵管への入り口である卵管采の完全閉塞で、この時点で通常の妊娠の可能性はほぼ完全に絶たれてしまいます。

③咽頭クラミジア
喉に感染するクラミジアです。
風俗業の発展から性器感染と同等の数が喉にも感染していると言われています。

↑ここまで↑
要するに不妊症のリスクが格段に上がり、奥に進んでいけば色々と影響が出るという事です。

女性に限らず世の男性も性病に関する意識が低すぎます。
自分のせいで奥さんや彼女が不妊症になったらと考えたら、遊び方も少しは変わるはずですよね。

風俗店の店員が何を言っているんだと言われそうですが、日々の面接をしていて感じるのは特に最近の若い女性は完全に無防備の状態で業界に飛び込んできます。

ヘルス系のお店が悪いというつもりはまったくありません。女性は自分の意志でお店を選び、性病でも何でも疑問に思えばネットで大概のことは知ることが出来ます。
ヘルス系のお店でも入店時に性病について教えたり、定期的に性病検査の義務付け、お店によっては検査キットの代金を負担しているところもあると聞きます。

でも今はどこのお店も求人で困っていてスカウトや出稼ぎに頼っているので、
ひと昔前よりそのへんの管理が疎かになっているお店があるのも事実ですけどね。

自分の意志で風俗業に従事するのですから、稼ぎたい金額、身体や心のダメージ、働ける時間帯、自分の許容できるサービスをしっかりと考えてのお店選びをおススメします。